■個人信用情報について

 

・主にお金に関する情報が記載されている

 

 

個人信用情報とは主にクレジットカードの作成やカードローンの借り入れといったタイミングで金融機関がその人の信用を確認するために利用します。

 

 

そこには氏名、住所、勤務先などの基本的な情報以外にクレジットカードの支払い状況であったり申し込みの履歴などお金に関する情報が記載されています。

 

 

その情報を管理しているのは全国銀行個人信用情報センター(KSC)、株式会社シー・アイ・シー(CIC)、株式会社日本信用情報機構(JICC)の三つの機関でそれぞれ別々に管理しています。

 

 

・見ることができる人

 

 

個人信用情報の目的は借り入れ時などの信頼を判断するためのものなので基本的に見ることができるのは金融機関の人になります。

 

 

また、その情報主である本人も確認することができ、その際は3つの機関それぞれに開示請求を行うことになります。

 

 

開示請求というと敷居が高く感じる方もいるでしょうが、用意するのは申し込み用の書類と運転免許証などの本人確認書類、手数料として500円~1000円ほどと意外と気軽にできてしまいます。

 

 

もし本人からの申請が難しい場合は代理を立てることもできますので実際のところ確認できるのは金融機関、本人、本人代理の3者ということです。

 

 

・見ることができない人

 
逆に個人信用情報を見ることができないのはどのような人かと言えば本人以外の人で委任を受けていない人になります。

 
金融機関については審査以外の目的での閲覧はできませんので原則として審査時にしか見ることができません。

 

 

また、個人信用情報は原則として郵送で送られてきますが、その送り先は委任者である本人になります。

 
代理を立てたから代理の人がそのまま見れるわけではないということです。

 

 

■他人にみられないために

 

 

・家に他人を残して外出しない

 
個人信用情報は本人か代理であれば開示請求ができますので代理人になってさえしまえば見られてしまう可能性はあります。

 
ただ、その場合でも情報は委任者に郵送で送られてきますのでそこで気づければ誰かに勝手に見られることはないかもしれませんがそれでも可能性はあります。

 

 

そのため、普段から家に他人を招く際はその人だけを残して外出しないといった対応が必要になります。

 

 

・実印の管理
代理人は委任状を用意することで立てることができます。

 
その際必要なものとして実印がありますが、この実印さえあれば委任状は作成できてしまいます。

 
そのため、普段から実印の管理をしておく必要があり誰でも触れることができないようにしておくといいでしょう。

 

 

・インターネット経由の情報の開示に限り禁止できる

 
個人信用情報の開示については郵送以外にもパソコンやスマートフォンでもできます。

 
気軽に情報を閲覧することができるといったメリットがあるのですが、それは同時に他人に見られるリスクでもあります。

 

 

CICではそんなパソコンやスマートフォンといったインターネット経由の情報開示に限り、開示を禁止することができます。

 

 
ただし禁止とありますが実際には開示を行った際に登録した電話番号の入力を求められますので一致した場合のみ情報が開示されるという仕組みになっています。

 

 

■その他注意点

 

・勤務先の会社に提出を求められたら

 
これから入社する、もしくは現在勤務している会社から個人信用情報の提出を求められるといったケースです。

 
これは基本的にプライバシーや個人情報保護の観点から問題ですので受ける必要のない話になりますので「お断りします」でいいでしょう。

 

ただし、そうなりますと会社からいわれの無い扱いや悪い噂が立ってしまう可能性もあります。

 

 
これについてはどうしようもありませんが、実際このような場面に遭遇した場合は労働基準監督署に訴えることで会社に何らかの指導が行われることになります。

 

 

・金融機関に勤めることになったら

 
自身が金融機関に今後勤めることになった場合に個人信用情報は調査されてしまうのかといった点ですが、原則としては無いといえます。

 

それは個人信用情報の閲覧は原則として与信調査を目的としていますので他の用途では使用しないというものです。

 
それに情報を閲覧する際は履歴が残ってしまいますので、目的のない閲覧は難しいといえるでしょう。

 

 

ただ、原則としたのですが実際のところ銀行に勤めている知り合いに借金をばらされてしまったといった話もあります。

 
お金を扱う仕事である以上そういった可能性は捨て切れませんので見られてしまう可能性も視野に入れておく必要があります。